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この作品は、タイトル通り十六夜の月の夜に、それを賞でるべく或るアパートの一室に集ったひとりの男と3人の女と、もうひとり幻想の女との、いわば「人間模様」を描いたものであり、一読後私は、「まるでローランサンの絵のようだ」と思ったが、軽やかな対話でつながれたその情景は、淡い寂寥感をたたえて美しく、同時に安定している。
別役実氏 選評より抜粋
「受賞から三年。改訂版での上演です。どんな月が見えてくるのか多田氏の演出にわくわくしています。」
(作・宮森さつき)
「宮森さんの第一印象は『愉快な酒好きのお母さん』。
書く戯曲と本人とのギャップが素晴らしい。十六夜-いざよい-を演出したいと思ったのは、この切ない戯曲と僕の演出にもギャップがあるからです。
チラシも表と裏でギャップを作ってみました。」
(演出・多田淳之介)
【作・宮森さつき】
青年団演出部所属。処女作「五月の桜」が平成12年度北海道戯曲コンクール大賞を受賞。
平成14年に鐘下辰男(演劇企画集団 THEガジラ)演出で上演される。
平成13年「十六夜 -いざよい-」が第1回近松賞優秀賞受賞。
上演は本公演が初となる。
【演出・多田淳之介】
青年団演出部所属。東京デスロック主宰・作・演出。
俳優としても動物電気に所属し、ポツドール、劇団宝船等他劇団への客演も積極的に行っている。
若手自主企画Vol.14「男優」作・演出。
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