都市近郊のマンションの一室。空港突入と大使館襲撃。
2つのテロを企てる過激派集団の人々の、日常と非日常が交錯する瞬間を
平田オリザと新人・若手の俳優たちが春風舎に立てこもって蜂起!
1997年、 伝説の【P4】合同公演『Fairy
Tale』(安田雅弘演出)のために 書き下ろされた上演テキスト。 4年後の9.11を予言したとも言われる 幻の戯曲を、執筆10年後のいま、大幅改稿し、
平田オリザ自身の手で待望の初演出!
※【P4】とは、現代演劇の諸相について問題意識を共有する演出家のユニットとして出発した、 加納幸和(花組芝居)、平田オリザ(青年団)、宮城聰(ク・ナウカ)、安田雅弘(山の手事情社) の4人のグループです。
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青年団では、2年毎に若手公演を実施しております。今回上演致します『革命日記』は、1997年に平田オリザが【P4】の合同公演『Fairy
Tale』のために書き下ろした作品を、本公演のために大幅改定し、題名も改めてお届けする最新作です。舞台は都市近郊のマンションの一室。テロを企てる過激派集団の人々の、日常と非日常が交錯する瞬間を平田オリザ独特の手法で描きます。劇団の通常の公演と変わらぬ意気込みで挑む新作『革命日記』に、どうぞご期待下さい。
このひと冬、生きのいい若手俳優たちと、
ヒリヒリと肌を刺すような、とげとげしい芝居を作りたいと思います。 |
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平田オリザ |
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青年団若手公演『北限の猿』(2005) |