私は、ほんと、ごく、普通の14才でした。
すごく頭が良いわけでもなく、
すごく悪かったわけでもなく、
すごく目立ってたわけでもなく、
すごく頑張ってたわけでもなく、
すごく運動ができたわけでもなく、
すごく声が大きかったわけでもなく、
すごく反抗してたわけでもなく、
すごく明るかったわけでも暗かったわけでもなく、
ふつう。
先生からもあんまり覚えられていないんじゃないかってほど、可もなく、不可もなく。
自分でさえ、14才の自分は思い出せないくらい。
いてもいなくてもどっちでも良いふわふわした存在。
・・・そう、ポジティブに言えば、妖精だった。てことにして。
ひとまず妖精をやろうと思います。 |
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モモンガ・コンプレックス 『一人で暮らしたい。』 撮影/北川桃 |
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