こまばアゴラ劇場の支援会員制度は、今年五年目を迎えます。
節目の年を迎えて、2007年度のこまばアゴラ劇場は、原点に立ち返り、フランチャイズ劇団である青年団の公演を中心に充実のラインナップをお届けいたします。
また、別記の通り、今シーズンより、こまばアゴラ劇場は、日本の小劇場としては初めて、年間を通じて毎週日曜日の公演に託児システムを完備いたします。青年団の『東京ノート』公演において試行する各国語の字幕システムなどと併せて、こまばアゴラ劇場は、今後も、より多くの幅広いお客様に劇場においでいただけるよう、努力を続けていきたいと思います。
さて、プログラムの大きな目玉としては、
青年団が『東京ノート』『火宅か修羅か』のロングラン公演を行います。今年度より、特別賛助会員の方には、
同じ公演を何度でもご覧いただくことができるようになりました。この機会に、一つの作品を繰り返し観る楽しみを味わっていただければと思います。
さらに『東京ノート』の上演に際しては、支援会員制度五周年記念として、
劇場支援会員招待日を設けました。通常会員、学生会員、グループ会員、法人会員の方には、この回を無料ご招待させていただきます。また、特別賛助会員の方には、
ご来場者に、もれなく拙著をプレゼントさせていただきます。
年間ラインナップの選定にあたっては、「若手の発掘」「地方劇団の紹介」という二つの柱を中心に、幅広い表現の可能性を探ることを心がけています。一年を通じて劇場に足をお運びいただくことで、こまばアゴラ劇場が、どのような劇場を目指しているかがご理解いただけると確信しています。週に一度とまではいかなくても、月に一度は劇場に通うことが、多くの人々にとって当たり前になることが私たちの望みです。
こまばアゴラ劇場は、舞台を愛するすべての観客の力に支えられて運営されています。どうか、温かいご支援をお願いいたします。
芸術監督 平田オリザ