杉山至[セノグラファー] 『欠けている月』

1月5日(水) 19:00~22:00 

秋の夜ふと空を見上げて思うことがある。
月の明るい部分が夜の穴だったとしたら、
満ちているはずのこちら側が反転していて
目のような三日月の穴から誰かが覗いているとしたら。
ネガとポジが反転してしまったような世界
そんな不過視の空間をワークショップで創造してみたいと思います。

杉山至 Itaru Sugiyama

国際基督教大学卒。2001年度文化庁芸術家在外研修員としてイタリア・ナポリの舞台美術工房にて研修。2006年カイロ国際実験演劇祭参加作品:地点『るつぼ』にてベスト・セノグラフィー賞受賞。近年は青年団、双数姉妹、ポかリン記憶舎、地点、サンプル、山田せつ子、LUDENS等の舞台美術を担当。また舞台美術ワークショップを多数実施。桜美林大学、女子美術大学非常勤講師、舞台美術研究工房・六尺堂ディレクター、二級建築士。