今年はなんと7作品。
「疫病・岸田理生」増殖中!
岸田理生は、多くの戯曲を遺しながら永眠しました。
彼女の生み出した作品たちを、多くの人に知ってもらおうと、「理生さんを偲ぶ会」が発足されました。
今年も命日の「水妖忌」では、生前の理生さんを偲びます。
------
彼女の作品を風化させないこと、彼女の仕事に新しい光を当てること。
それが、演劇を風化させないための、彼女のための、何よりの供養なのだと思います。
■岸田理生 演劇活動 略歴
1974年、演劇実験室「天井桟敷」に入団し、故・寺山修司と協同して戯曲を執筆。
併行して、自らの劇団「哥以劇場」を主宰。
1983年、「岸田事務所+楽天団」を結成(演出家・和田喜夫との共同主宰)。
日本史の底辺に生きる女達を描いた「糸地獄」で第29回岸田國士戯曲賞を受賞。
2003年6月28日、永眠。