2007年6月19日(月)〜7月8日(日)

第一回 岸田理生アバンギャルドフェスティバル

■第一会場 Bank ART 1929 Yokohama 1929ホール

■第二会場 こまばアゴラ劇場

■第一会場・第二会場ともに開催

  • 6月19日(火)〜7月8日(日)番外企画『水根あずさ作品展』
    ※各公演会場のロビーにて開催


   

6月19日(火)
理生さんを偲ぶ会/特別企画『アンダー30 リーディングステージ』
年齢30歳以下の個人・グループ数組が、それぞれ30分以内で理生さんの言葉をリーディングします。
審査員により、100点満点の採点が行われ、観客も10点満点の採点を行い、その総得点によって競います。
最高特典獲得者には、記念品が授与される予定です。あなたも観客審査員になってみませんか?審査員には和田善夫氏、千賀ゆう子氏ほか、を予定しています。
言葉 岸田理生
公演日時
6月19日(月) 19:00
チケット料金 入場料:1,000円
チケット料金 こまばアゴラ劇場支援会員特典もご利用いただけますが、チケット代が安価ですので、会員特典をご利用にならない場合のチケットご予約は、下記へお問い合わせいただきますようお願いいたします。
チケット予約
お問い合わせ
TEL.045-663-3082
E-mail.munakata@fork.ocn.ne.jp
理生さんを偲ぶ会



2007年6月22日(金)〜24日(日)
世の中と演劇するオフィスプロジェクトM公演『リオ/KOREA』




岸田理生は、韓国に行くと食欲を増した。生き生きとした。
「理生さんは韓国に憧れていた」彼女は養蚕で有名な、信州の岡谷で生まれた。
なぜ彼女は、わずか数年で韓国語をしゃべり、紡ぎ、戯曲を書くに至ったのか?
岸田理生の目に映った韓国、幼少の彼女の心象風景。丸尾聡の岸田理生へのオマージュと挑戦。

■世の中と演劇するオフィスプロジェクトM プロフィール

 1986年より活動を開始。名称変更などを経て、1997年より劇団「世の中と演劇するオフィスプロジェクトM」を新たに再出発させ、公演活動のみならず、「非戦を選ぶ演劇人の会」事務局としても活動。リアルな会話劇をベースに日常の中から、丹念に世界を探っていくことに特色がある。これまでに、主宰・丸尾聡の戯曲が、テアトロ新人戯曲賞最終候補、第2回仙台のまち戯曲賞佳作を受賞するなど、戯曲への評価も高い劇団である。
テキスト 岸田理生
構成・演出 丸尾 聡
出演 小林達雄  平沼寧  小澤浩明  今野真智子
銀次郎  工藤美和子  長橋佳奈  リアルマッスル泉
和田広記 

内田百音  遠藤久栄  金子靖子  栗栖弘子
坂井梨絵  灘辺清香  大谷恵理子
スタッフ

舞台美術:寺岡崇  照明:西尾憲一
音楽監督:鶴岡泰三  作曲:ひぐちりえ
Move:工藤美和子  Korean Conduct:金世一
舞台監督:金安凌平  宣伝美術:shiba.

公演日時
6月22日(金) 19:00
6月23日(土) 14:00 19:00
6月24日(日) 18:00
*開場は開演の30分前、受付開始は開演の60分前。
*受付開始時より整理番号を配布。開演10分前を過ぎると、満席の場合、ご入場できない場合があります。
チケット料金 前売:3,500円 当日:4,000円
ぺア:6,000円
フェス通し券:12,000円

*期日指定自由席
お問い合わせ
チケット取り扱い
世の中と演劇するプロジェクトM
TEL.044-900-9931
FAX.044-900-9213
E-mail. prom@zpost.plala.or.jp
その他 共催:オフィスプロジェクトM



6月26日(火)〜28日(木)
hmp『Rio.』

©ヨシダダイスケ(2006)

「見る」おとぎ話
それは夢ではなく面影


劇作家・岸田理生の生まれた長野県岡谷市は、
かつて日本の蚕糸会社の半数以上がひしめく糸紡ぎの町であった。
彼女のセリフに何度も登場する「糸」はその記憶を紡いだものである。
糸を繰るように言葉を手繰り寄せると、
彼女の生まれてから東京へ出るまでの面影を象る。
さやりひゅうと風吹く谷で母を呼ぶ少女。
それは劇作家・岸田理生が「見た」おとぎ話へとなる。

■hmpプロフィール

 hmpとは「ハムレットマシーンプロジェクト」の略。ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの戯曲『ハムレットマシーン』上演のため、1999年に結成された。かなざわ国際演劇祭(2002年/金沢)、ハイナー・ミュラー/ザ・ワールド(2003年/東京)、大阪現代演劇祭<仮設劇場>WA(2005年/大阪)などに参加。「若手演出家コンクール2005」優秀賞受賞。演劇計画2007「京都芸術センター舞台芸術賞2007」ノミネート。作品ごとに独自のコンセプトを設け、テクストを解体・再構成し「空間」「身体」「音」を中心に舞台創りを試みている。
テクスト 岸田理生
作・演出 笠井友仁
出演 白井沙代子  高安美帆  伊原加津美  伊藤歌枝子
川内絵里奈  田口翼  山崎祐利栄  米本賀織
内藤絵理香  窪田涼子  岡田蕗子
スタッフ

音響:宮田充規(Gakken staff room)
照明:根来直義(Top.gear)
舞台監督:堀田誠(CQ)
宣伝美術:大久保篤(松本工房)
宣伝写真:ヨシダダイスケ  宣伝ヘアメイク:夛田恵子
書:aki  宣伝衣裳提供:着物屋一反
制作:伊原加積
制作協力:池淵厚子、大内珠帆、my(thel&co.)

公演日時
6月26日(火) 19:30
6月27日(水) 15:30 19:30
6月28日(木) 15:00 18:00
*開場は開演の30分前、受付開始は開演の60分前。

☆=アフタートーク開催
◎=イベント『水妖忌』
イベントなど開催
のお知らせ

◎アフタートーク:理生さんと「あの頃」の演劇
岸田理生を境界線に「当時の演劇」と「現在の演劇」を2夜連続で異なる世代のゲストたちが語る。
*ゲスト
26日(火)19:30の回終演後
岡本章(錬肉工房主宰・演出家)、西堂行人(舞台批評)

27日(水)19:30の回終演後
中野志朗(文学座・演出家)、高橋宏幸(舞台批評)

☆イベント:「水妖忌」
28日(木)15:00
参加費:無料

チケット料金 一般 前売:2,500円/当日:2,800円
学生 前売:2,000円/当日:2,300円
フェス通し券:12,000円
*2回目以降:500円(1回目観劇の際の半券が必要)
*未就学児入場可
*チケット発売日:5月7日(月)
チケット予約
お問い合わせ
チケットぴあ
TEL. 0570-02-9999[Pコード:376-853]
TEL. 0570-02-9988(演劇専用)

hmp
TEL. 090-3355-2669
E-mail. hmp@mkc.zap.ne.jp



6月30日(土)〜7月3日(火)
ユニットR『吸血鬼』

©齋藤真妃(2004)

 岸田の中の「モラル」と「インモラル」に挑戦してきたユニットRが今年挑戦するのは『吸血鬼』です。『吸血鬼』は1984年12月に岸田事務所+楽天団がザ・スズナリにて初演、今回は初演の台本を少し構成しての上演となります。
 最初に吸いとった一滴の血によって姉妹となった二人の女。ある日、峠を越えてやってきた旅人の男。三人が出会ったとき、彼女たちの肯ってきた住処には一筋の亀裂が生じ、そこからさまざまな〈外〉が入りこんでくる。女たちはある選択をせまられる。「永遠の命」かそれとも「愛」か、二人の女が出す結論は?そして男は?


■ユニットR プロフィール

 2005年、岸田理生カンパニーのメンバーを中心としてユニットを結成。集団名に
「理生」の頭文字Rをもらい「ユニットR」と名づけました。岸田理生作品連続上演2005『夢の浮橋』、2006『八百屋の犬』をアゴラ劇場にて上演。
岸田理生
演出 諏訪部仁
出演 竹広零二  阿野伸八  佐々木べん  岡本直志
JUNICHI  米山剛  雛涼子  野田貴子
鰍沢ゆき(演劇実験室∴紅王国)  泉澤尚子(スペースU)
チェコ  佐藤亜矢  齋藤佳子  諏訪部仁
スタッフ

音楽:白庄司孝 
照明:石田道彦(龍前正夫舞台照明研究所)
衣裳協力:奈須久美子
縄・仮面・紐装飾・チラシバンパイヤQP:ほたる
宣伝美術:KIRA  舞台監督:西岡幸男
制作:ユニットR  制作補:玉木康晃・玉木千裕・長野由利子
協力:菊池廣(K企画)・川合麻貴(SEABOSE)

公演日時
6月30日(土) 19:00
7月1日(日) 14:00★ 19:00
7月2日(月) 19:00
7月3日(火) 14:00
*開場は開演の30分前、受付開始(整理番号の発行)は開演60分前
*前売・予約のお客様の入場が優先となります。
*開演後のご入場はお断りする場合がございますのでお早めにご来場ください。

★=託児サービスあり、要予約
予約受付:イベント託児・マザーズ
TEL.0120-788-222(土・日・祝日を除く10時〜12時・13時〜17時)
チケット料金 前売・予約:3,000円
当日:3,500円
フェス通し券:12,000円

*日時指定・全席自由
*未就学児入場不可
*チケット発売日:4月25日(水)
チケット予約
お問合わせ
ユニットR
TEL. 03-5385-8466
E-mail. unit-r@mail.goo.ne.jp
その他 <THANKS>
演劇実験王国∴紅王国  スペースU
プロダクションタンク  スタジオあくとれ



7月4日(水)〜5日(木)
プロジェクト・ムー 『月・風・音・影』

©宮内勝(2006)

  昨年「糸地獄」を敢然と蘇らせた(会場:シアタートラム)プロジェクト・ムーが、今年は弦と鼓と言葉のコラボレーションに挑みます。
 弦はご存知コントラバス奏者の齋藤徹、鼓は能の小鼓の第一人者久田舜一郎。
 この二人の音の巨匠に岸田理生の言葉が絡みます。
 月の夜、一陣の風が吹き、どこからか音が聞こえる。ふと目を凝らせば何者かの影が立ち現れる。
 そんな物語、皆さんも持っていませんか?


■プロジェクト・ムー プロフィール

 それまで劇作家・演出家の岸田理生とずっと作業を続けてきた俳優の宗方駿を中心に、開かれた演劇を目指して設立されました。
 演劇、ダンス、アートなどのジャンルの枠を越えるだけでなく、年齢、性別、障害の有無などによる段差を乗り越え、お互いの表現の違いを認識するところから、これまでには見た事もないような表現が立ち現れることを目的としています。
言葉 岸田理生
、構成・演出 宗方駿
出演 (弦)齋藤徹  (鼓)久田舜一郎
(ことば)宗方駿  (ことば)米沢美和子  (ことば)笠松環
(ダンス)矢萩竜太郎
スタッフ

照明:石田道彦(龍前正夫舞台照明研究所)
題字・書:乾千恵  写真:齋藤真妃
宣伝美術:高野アズサ  協力:早川ゆかり

公演日時
7月4日(水) 19:00
7月5日(木) 19:00
*開場は開演の30分前、受付開始(整理番号の発行)は開演の60分前。

★=託児サービスあり、要予約
予約受付:イベント託児・マザーズ
TEL.0120-788-222(土・日・祝日を除く10時〜12時・13時〜17時)
チケット料金 前売:3,000円 当日:3,500円
フェス通し券:12,000円

*未就学児入場不可
チケット予約
お問合わせ
プロジェクト・ムー
TEL.045-663-3083
E-mail.munakata@fork.ocn.ne.jp



7月6日(金)〜8日(日)
双身機関『ソラ・ハヌル・ランギット』

©構久夫((2007)

 80年代以降の小劇場演劇に一時代を築き03年惜しくも急逝した岸田理生さんがが最後に書き下ろした『ソラ・ハヌル・ランギット』。 "ソラ"は空です。"ハヌル"も韓国語で空です。"ランギット"もマレー語で空です。つまり「空・空・空」という意味に相成ります。意味や荒筋よりも言葉そのもの、そして言葉から生まれる人間や民族の関係・状況が浮き彫りになる不思議な手触りを持った作品です。


■双身機関 プロフィール

 1995年結成。名古屋を拠点として年1回の新作公演を中心に活動。05年には商店街での市街劇『箱男と箱女』(原作:安部公房)を上演、06年にはパフォーマンス作品『ファシズム!』をもって韓国ソウルのギャラリー・名古屋陶磁器センター・東京都美術館・三重県伊勢市のカフェを巡演するなど、常に既成の劇場ではない新たな空間との出会いを求め続けている。

岸田理生
演出 寂光根隅的父
出演 松本信一  河村梓  砂原かづき  石原愛子  酒井菜月
北嶋覚子  碓井秀爾  他
スタッフ

舞台監督:柴田頼克(TeamShotWorks)
音楽:新田誠  照明:福井孝子(若尾総合舞台)
音響:角井方浩(shelf)
制作:双身機関・水谷希恵(TeamShotWorks)

公演日時
7月6日(金) 19:00
7月7日(土) 19:00
7月8日(日) 14:00★

★=託児サービスあり、要予約
予約受付:イベント託児・マザーズ
TEL.0120-788-222(土・日・祝日を除く10時〜12時・13時〜17時)
チケット料金 前売:3,000円/当日:3,300円
フェス通し券:12,000円


*日時指定・自由席
*未就学入場可
チケット予約
お問合わせ
双身機関
TEL.090-1625-6425




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