ワークショッププログラム


・お申込み受付 6/1(金)受付開始
こまばアゴラ劇場 03-3467-2743 summit_ws07s@komaba-agora.com
参加希望のプログラム、参加形態、お名前、ご連絡先(電話・メールアドレス)を明記の上、電話かメールでお申し込み下さい。
*定員に達し次第、募集終了とさせていただきます。お申し込み状況・募集終了は当サイト上にてお知らせいたします。

■ 舞台と空間のワークショップ07夏
  『パフォーミング・アートのデザインを巡って』

毎年恒例の夏のアートワークショップ。今年はこまばアゴラ劇場の支援のもと五反田に新たに立ち上げた舞台美術研究工房・六尺堂を使っての2日間のワークショップを行います。
近年、演劇のみならずパフォーミング・アートという枠組みの中で舞台美術の発想や役割も大きく変化してきています。
今年は舞台装置の「汚し」や「描き」のテクニックや衣裳、小道具製作といった具体的な技法から劇場や建築、ランドスケープ等まで視野を広げつつ、これからのパフォーミング・アートにおけるデザインの可能性を2日間に渡って熱く、楽しく、多面的に探って行きたいと思います。

8月11日(土)
第1回 9:00〜12:00
『空間のコンテクストから発想する(建築〜舞台美術〜ランドスケープデザインを巡って)』
ナビゲーター:浅沼秀治[建築]・杉山 至[舞台美術・建築デザイン]

第2回 13:00〜16:00
『コミュニケーションツールとしての特殊小道具を考える』
ナビゲーター:山下昇平[舞台美術・人形作家・イラストレーター]・鈴木健介[舞台美術]

第3回 17:00〜20:00
『異化・風化・劣化』
ナビゲーター:大津英輔[舞台美術]・袴田長武[舞台美術]

8月12日(日)
第4回 9:00〜13:00
『パフォーマンスと衣裳、デザインと扮装を巡って』
ナビゲーター:畑野一恵[舞台美術・衣裳]・依田由起子[舞台衣裳]・大野典子[舞台衣裳]

最終発表 14:00〜20:00
『最終発表と講評』
アフタートーク開催 ゲスト・アーティスト:堀尾幸男[舞台美術]

終了後、同会場にて打ち上げあり。(参加費無料)

●料金 2日間通し=5,000円 各回=1,500円
劇場法人会員・グループ会員特典対象→通し参加=チケット引換券3枚 各回=チケット引換券1枚
●定員 各回30名(経験不問。興味の有る方ならどなたでもご参加いただけます。)
●会場 舞台美術研究工房・六尺堂 http://www.rokushakudo.org/ 東京都品川区東五反田2-21-17
●連絡事項 動きやすい服装でお越しください。スケッチブック、鉛筆を持参してください。

●ワークショップ事務局 尾形典子、松村知慧、濱崎賢二
●主催 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 Perfoming Space Labo

講師プロフィール
杉山 至 Itaru Sugiyama
国際基督教大学在学中より劇団青年団に入団、現在舞台美術を担当。舞台美術研究工房・六尺堂ディレクター。二級建築士、桜美林大学、女子美術大学非常勤講師。2001年度文化庁芸術家在外研修員としてナポリにて研修。舞台美術ワークショップを多数実施。2006年カイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞受賞。

浅沼秀治 Hideharu Asanuma
NPO法人有形デザイン機構副運営委員長。建築デザイン設計事務所イデアル/ideal主宰。早稲田大学芸術学校在籍中より建築設計事務所SITEに勤務、その後独立。住宅の設計を主に行い、デザインを通してさまざまな提案をしていくワークショップを各地で行う。

山下昇平 Shohei Yamashita
1976年生まれ。宮崎県出身。筑波大学大学院芸術研究科洋画専攻修了。劇団夢現舎の美術全般(衣裳、装置、小道具、チラシ)を担当。その他、人形や立体イラストレーションの制作も行う。2006年、個展『都会のすきま』(ギャラリーPOINT)など。

鈴木健介 Kensuke Suzuki
1977年生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。舞台美術家。劇団青年団所属。こまばアゴラ劇場勤務。日本舞台美術家ギルド所属。2000年3月青年団に舞台美術として入団。主に青年団の若手公演やプロデュース公演を中心に活動。

袴田長武 Osamu Hakamada
1975年生まれ。秋田県出身。秋田大学教育学部卒。大学卒業後上京し、主に小劇場の舞台美術を中心に活動。最近の主な作品:ヒンドゥー五千回『うたかたの日々』、乞局『眉励』など。

大津英輔 Eisuke Ohtsu
1974年生まれ。鎌倉出身。多摩美術大学芸術学科劇場美術コース卒。在学中より舞台美術の制作を開始。2002年大学の仲間と共に突貫屋に関わる。以降、主にメンバーと共に美術の仕事を開始。舞台美術を軸に活動し、他にオブジェ制作、絵本等も手掛けている。

畑野一恵 Kazue Hatano
早稲田大学教育学部卒。『人質』(1971)にて、日本舞台・テレビフェスティバル文部大臣賞受賞。文化庁海外派遣芸術家として、英国国立劇場にて研修。John Buryに師事。劇団民藝で数多くの作品を手掛け、フリーとしても活躍。国際共同作品も多数。日本大学芸術学部演劇科非常勤講師。日本舞台美術家ギルド事務局長。日本舞台美術家協会理事。Pacific Creators for the Performing Arts 議長。

依田由紀子 Yukiko Yoda
1978年生まれ。文化女子大学短期大学部被服専攻科修了。同学校の研究室にて3年間、助手として勤務。在職中より舞台衣裳を始め、退職後フリーとして小劇場の舞台衣裳を中心に活動開始。最近ではオペラの衣裳製作等も行う。

大野典子 Noriko Ohno
1979年生まれ。日本工学院専門学校演劇スタッフ科衣裳専攻卒業。映像系の衣裳アシスタントなどを経て、フリーで小劇場を中心に活動。最近の主な作品:燐光群『フィリピンベットタイムストーリーズ』(森下スタジオ)、タイプス『マクベス』(俳優座劇場)など。




■ POTALIVEワークショップ
  『まちから作品をつくる』

まちの中で質の高い演劇を作り出す手法を体験して学べるポタライブ・ワークショップ。首都圏各地で実施され好評をいただいてきた、創作法と身体表現の2コースを、サミットにちなみ、駒場の町を舞台に実施。ご自分のレベルに合わせ、両方を受講いただくと、あなたも、あなたのまちから作品を作り出せます。

●待ち合わせ 駒場東大前駅西口改札前
●定員 8名/各回
●料金 2,000円/各回

1.創作法
●一般対象
 8月22日(水)19:00
 講師:垣内友香里(振付家・ダンサー/Benny Moss主宰)
●表現者対象
 7月15日(日)・ 22日(日)・28日(土) ・29日(日)・8月4日(土)13:30
 講師:岸井大輔(劇作家/POTALIVE主宰) ※5回通し受講

2.身体表現
●一般対象
 8月16日(木)19:00
 講師:兼盛雅幸(ダンサー/M-laboratory)
 8月26日(日)19:00
 講師:井上こころ(劇作家・演出家/青年団演出部)
●俳優・ダンサー対象 初級
 8月6日(月)・13日(月)・16日(木)13:30
 講師:木室陽一(ダンサー・振付家/POTALIVE主宰)
 8月19日(日)19:00
 講師:青山るり子(ダンサー/-高襟-)
●ダンサー対象 中級
 8月26日(日)16:00
 講師:神村恵(ダンサー)

●POTALIVEプロフィール
2003年4月より、劇作家の岸井大輔とダンサーの木室陽一の二人が主宰して活動を始める。劇場システムに頼らずに質の高い演劇を作り出すことを目的に活動。横浜、吉祥寺、谷中、広尾などで地域住民、NPO、大学などと協働で28作品を発表。冬のサミット2006、夏のサミット2007参加。