サミットディレクター
杉原邦生

「SUKOBURU in 冬!」

  僕の中で、〈祭り〉というものはどこか夏のものというイメージがある。調べてみれば、季語としてもやはり夏という分類だ。
だからなのか、冬の〈祭り〉ってものはどうも煮え切らない気がする。なにしろ寒い。これが僕にとっての一番の原因だ。夏は簡単に裸になって騒げるけれど、冬はなかなかそうはいかない。冬の寒さを吹っ飛ばすためには相当なエネルギーが必要になる。そう考えてみると、「待てよ?」と思う。もしかすると冬の祭りのほうがエネルギーに満ち溢れているんじゃないか。〈寒さ〉という壁をぶっ壊してしまうほど“すこぶった”エネルギーがなければ、冬の祭りなんかとてもじゃないけど成立しない。おいおい、そうとなれば、冬の祭りってのはかなりアツいじゃないか!
 イエ〜ス!!
 さあ、〈すこぶる・サミット〉の開幕です!寒いけれど、アツいエネルギーにすこぶる満ち溢れた劇場へ、是非是非足を運んでください。お待ちしています。

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