来年3月末に延期・実施を検討していたコトリ会議『晴れがわ』公演につきまして、東京都での新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を受け、カンパニー側の意向から、公演中止が決定いたしました。
以下、劇団からの告知です。
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コトリ会議の山本です。
『晴れがわ』の東京公演を中止することにしました。
予約してくださった皆さま、本当に申し訳ありません。
公演に向けて尽力してくださいました劇場の皆さま、本当に申し訳ありません。
公演に協力して頂き、３月に向けて待っていてくださった役者さん、スタッフさん、本当に申し訳ありません。
３月に延期日を設け、上演出来ないか模索していたのですが、コロナ禍の中で、その対策が引き続き求められる状況に、私たちの心と身体の体力が続かなくなりました。
すでにご予約されていたお客様には、改めてご連絡致します。
チケットの払い戻し等も改めてご連絡致します。
これまで、どんな状況でも機会があれば作品を作り続けてきた僕たちですが、初めて「公演をしない」ということを決めました。
思えば、今年、伊丹アイホールや金沢２１世紀美術館で公演が出来たことは、本当に機会に恵まれていて、座組みに支えられていて、嬉しいことでした。
もう一度、一から、演劇のこと、公演のこと、公演に向けた稽古のことを考えさせてください。
劇場の空間が、とても良いものだと思って、ここまで作品を作り続けてきましたが、その気持ちの根っこに噛み付く怪物がいます。
台本を丸めて握りしめて、退治してまいります。
東京での上演を待っていてくださった皆さま、まだ先になりますが、そのままお待ち下さい。
静岡ストレンジシードでは、芝生の広場に浮気してしまいましたが、コトリ会議はまた、劇場で公演します。
よろしくお願い致します。
コトリ会議
山本正典
https://bit.ly/2HapIkN
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今後の公演についても各団体毎に日程も状況も違いますので、新型コロナウイルス感染症対策分科会や政府からの情報等を元に、劇場と劇団で一つひとつ判断していければと考えております。
また、こまばアゴラ劇場では、主催公演はもとより、提携公演、一般貸出公演についても上演団体からの劇場費・キャンセル料は一切取らず、政府・東京都などから出る自粛についての協力費・助成金などを、この損失補填に充てる方針です。
また、中止となった演目の延期による公演の受け入れや、支援会員の皆様に向けた映像配信等も検討しております。
一刻も早く事態が収束し、皆様を劇場に迎えられる日が来ることを願っております。
