劇場支援会員の概要

劇場支援会員の概要

ここに、劇場がある

2020年、演劇界は、文字通り未曾有の事態に直面しました。こまばアゴラ劇場も多くの上演が中止あるいは延期となり、開業以来はじめて、劇場が長期間使われないという悪夢のような経験をしました。

演劇界が被った被害は、経済的な損失だけではありません。この間、上演されるはずだった作品の中に、演劇史に残るような名作があったかもしれません。あるいは、お客様一人ひとりにとって、かけがえのない作品との出会いがあったかもしれません。その精神的な損失は、数字には置き換えられない深い傷となりました。

コロナ禍との闘いは、思いのほか、長期戦を強いられることとなっています。上演団体個々には個別の事情があり、これからも中止や延期を決断する公演も出てくるかと思います。それでも私たちは、劇場という表現の場を守り抜き、いつでもアーティストたちを迎え入れられる準備だけはしておきたいと思います。

2021年度も、たいへん魅力のあるラインナップをご用意しました。ぜひ、2021年度支援会員へのお申し込みをご検討ください。

 

なお、2020年度の支援会員の皆様には、引き続き2021年度も会員の権利を無償で継続していただく措置をとります。

一方で、こまばアゴラ劇場や劇団・青年団の経営状況をご心配いただく声も多く頂戴してきました。こまばアゴラ劇場自体は比較的大きな組織ですから、すぐに潰れるということはありませんが、コロナとの闘いが長期戦に入ったことから、厳しい状況が続いていることはたしかです。

また、ここまでこまばアゴラ劇場は、上演が中止となった劇団からはキャンセル料を取らない他、若干の支援金や、短期的な貸し付けなども行ってきました。来年度も体力の許す限り、劇団内外を問わず若手の支援も継続して行っていきたいと考えています。

そこで、もしも、支援会員としてさらなる支援のお気持ちがいただけるなら、以下のような方法をおとりいただければ幸いです。

 

・2021年度、あらためて会員としての手続きを行っていただく(実質、会費の三万円が寄付相当となります)。

 

・直接のご寄付をいただく。

金額について、特に指定はありません。いただいた金額については、「2021年度支援会員延長分」として領収書を発行いたします。

 

こまばアゴラ劇場、青年団、江原河畔劇場は、それぞれ様々なチャンネルで公的資金も獲得しつつ、この苦境を乗り越えていきたいと考えています。

どうか、引き続きのご支援をお願いいたします。

 

 

こまばアゴラ劇場芸術総監督  平田オリザ

支援会員制度を通した「劇場・劇場文化」との出会い

この劇場支援会員制度は、皆様から年会費により劇場を支援していただくとともに、それに応じた形で、当劇場で上演される作品・ラインナップを安価に、また優先的にご覧いただくものです。
私たちは、この劇場支援会員制度を通して、舞台芸術の成熟だけでなく、日常生活における芸術と人とのゆるやかなつながりの場として、「劇場・劇場文化」との出会いを提案できればと考えています。

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2021年度の劇場支援会員特典で「こまばアゴラ劇場・アトリエ春風舎での公演」の他、支援会員制度連携劇場での公演がご覧いただけます。

http://www.komaba-agora.com/program/lineup2021

 


★2020年度 劇場支援会員特典の対象期間の延長について(2021.3.10)

2020年度の劇場支援会員特典の対象期間について、「2021年度末まで」1年延長することを決定いたしました。
連携劇場の公演も引き続きご覧いただけますが、劇場によって延期期間が異なりますのでご注意ください。詳しくは下記ページをご確認ください。
http://www.komaba-agora.com/2021/03/11871