アゴラ企画とは

アゴラ企画とは

アゴラ企画

演劇をはじめとした舞台芸術の企画・制作・運営を行っています。
演劇公演のプロデュースだけでなく、次代を担う若手芸術家・技術スタッフの人材育成事業、国内外で活躍する劇団・アーティストとの国際交流事業、演劇ワークショップを活用した教育普及事業など多岐にわたる事業を展開しています。

1984年〜2024年の40年間にわたって、日本の「劇場文化」を支える重要な拠点の一つであった「こまばアゴラ劇場」(目黒区駒場)の管理およびその運営を行ってきました。

小竹向原にある「アトリエ春風舎」では、引き続き実力のある若手の発掘・育成などに重点を置き、充実したプログラムの上演を行っていきます。

沿革

1984年

こまばアゴラ劇場 開館

1985年7月

有限会社アゴラ企画 設立

1986年

平田オリザがこまばアゴラ劇場の支配人に就任
*この年より劇団「青年団」はこまばアゴラ劇場を拠点に活動開始

1986~1988年 ミューズフェステバル(全3回)を開催
*脚本・演出・制作責任者のいずれかが女性であることが参加条件のフェスティバル

1988~2000年 大世紀末演劇展(全13回)を開催
*地方劇団の連続上演企画としてスタート
様々な地域の劇団と交流を深め東京の観客との出会いの場を提供していく。

1990年

道路劇場「風のマント」バヌアツ公演をサポート
*アゴラ初の劇場外参加企画であり、アゴラ初の海外遠征。

1993年・1994年 日韓ダンスフェスティバルを開催
第1回(1993)、第3回(1994)こまばアゴラ劇場が会場となる。
日韓両国で活発に活動する30代を中心とした舞踏家を集めたダンスフェスティバル。
1993年から2000年まで平田オリザがフェスティバルコーディネーターを務めた。

2001~2010年 冬のサミット/夏のサミット(各10回)を開催
*演劇の可能性を模索するアーティストと観客が劇場で出会い、演劇の次なる領域を共に探っていくことを理念し、年に冬と夏2回開催。岡田利規や杉原邦生などがサミットディレクターを務めた。

2003年

こまばアゴラ劇場において、通常の貸し小屋業務をすべて停止し、劇場で行われる全公演を「こまばアゴラ劇場プロデュース」として上演。こまばアゴラ劇場支援会員制度を開始。

2003年10月

新しい表現を求めて実験を試みる工房として、「アトリエ春風舎」を板橋区小竹向原に開設

2011~2012年 サマーフェスティバル〈汎-PAN-〉(全2回)を開催
「Performing Arts Network」の頭文字である「PAN」に、「広く行き渡る」という意味を持つ漢字「汎」を当てたサマーフェスティバル。矢内原美邦がフェスティバルディレクターを務めた。

2013年

こまばアゴラ演劇学校”無隣館” を開校

2015年

京都のアトリエ劇研との包括提携を結び、劇場支援会員の連携を開始。
*翌2016年には全国4地域6館、2023年には全国6地域9館が連携劇場となる。

2020年

兵庫県豊岡市に「江原河畔劇場」を開館
劇団「青年団」は江原河畔劇場に拠点を移す。

2024年5月

こまばアゴラ劇場 閉館