news

2020年度 劇場支援会員特典の対象期間の延長について(2021.3.10)

更新日:2021.03.10

 

こまばアゴラ劇場と支援会員制度連携劇場は、この度の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響が長期化し公演中止の演目数が増えてきたことを受け、

2020年度の劇場支援会員特典の対象期間について、
「2022年3月末まで」1年間の延長することを決定いたしました。

これに伴い、2020年年度劇場支援会員の皆さまに、郵送にてご案内をお送りしております。
2021年度ラインナップ(4月以降の演目)をご観劇の際には、同封している新規会員証をご利用ください。
新年度のオンライン予約は、3月12日(金)10時以降行うことが可能です。
連携劇場の公演も引き続きご覧いただけますが、延期期間に違いがありますのでご注意ください。詳しくはご案内に同封した予約ガイドをご覧いただくか、各劇場webサイトにてご確認ください。

<2021年9月末まで>

THEATRE E9 KYOTO https://askyoto.or.jp/e9

<2022年3月末まで>

こまばアゴラ劇場
江原河畔劇場 https://ebara-riverside.com
津あけぼの座 http://akebonoza.net
シアターねこ http://theaterneco.main.jp
アトリエ銘苅ベース https://www.m-base.okinawa/

以下、劇場総監督よりご挨拶とお知らせです。

2020年度劇場支援会員のみなさまへ

本年度、こまばアゴラ劇場の公演の半数近くが上演中止となりました。
これまでは規約上は、「年間プログラムの過半数が上演中止となった場合以外、個別演目の公演中止による払い戻しはいたしません」としてきました。しかし実際には、この規約は、「個別の演目が中止になっても払い戻しには応じない」という主旨のもので、本当にプログラムの半分近くが中止になる事態がくるとは、私たちは想定もしていませんでした。
今年度の中止演目数、ステージ数は、かろうじて半数を上回らないかと思いますが、しかし道義的には、会員の皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そこで、事務手続きも含めた経営上の諸要素を鑑み、払い戻しには応じられませんが、今年度の支援会員の皆様には、2021年度も無料で会員としての権利を延長したいと考えております。
なお、この特例措置は、こまばアゴラ劇場、江原河畔劇場、どちらの会員の皆様にも適用いたします。どうか、ご了解いただければと存じます。
一方で、こまばアゴラ劇場や劇団・青年団の経営状況をご心配いただく声も多く頂戴してきました。こまばアゴラ劇場自体は比較的大きな組織ですから、すぐに潰れるということはありませんが、コロナとの闘いが長期戦に入ったことから厳しい状況が続いていることはたしかです。
また、ここまで、こまばアゴラ劇場は上演が中止となった劇団からは劇場費やキャンセル料を取らない他、若干の支援金や、短期的な貸し付けも行ってきました。来年度も体力の許す限り、劇団内外を問わず若手の支援も継続して行っていきたいと考えています。
そこで、もしも、支援会員としてさらなる支援のお気持ちがいただけるなら、以下のような方法をおとりいただければ幸いです。
・2021年度、あらためて会員としての手続きを行っていただく
(実質、会費の三万円が寄付相当となります)
・直接のご寄付をいただく
(金額について、特に指定はありません。いただいた金額については、「2021年度支援会員延長分」として領収書を発行いたします)
■以下のフォームで寄付を受け付けております。
https://forms.gle/gbnLSh3UzDbZsvyV6

<振り込み先>

郵便振替口座 00110-5-560385 (有)アゴラ企画
三菱UFJ銀行 渋谷支店 普通 2853252 (有)アゴラ企画
みずほ銀行 渋谷中央支店 普通 4710815 (有)アゴラ企画
三井住友銀行 渋谷支店 普通 8113281 (有)アゴラ企画

皆様のあたたかいご芳志を募りたいと存じます。


こまばアゴラ劇場、青年団、江原河畔劇場など、様々なチャンネルで公的資金も獲得しつつ、この苦境を乗り越えていきたいと考えています。

こまばアゴラ劇場 芸術総監督 平田オリザ