2020年11月19日[木] - 2020年11月23日[月祝]

小田尚稔の演劇

罪と愛

脚本・演出:小田尚稔

恥ずかしながら、私自身困窮しながら生活をしております。「貧乏」とは上手に付き合いたいです。ドストエフスキーは「貧乏」について次のように述べています。「貧は罪ならず、これは真理ですよ。〔略〕しかし、貧乏もどん底になると、いいですか、このどん底というやつは――罪悪ですよ。」ドストエフスキー『罪と罰』(工藤精一郎訳、新潮文庫、1987年、22頁)。そして他方、それとは別に最近は周囲に愛情を持って接することが出来るのかということについて考えたりもしています。
今回は上記のことを念頭に置きながら「罪(Sin)」(Crimeというよりは道徳上の罪というニュアンスの方が適当な気がしたのでSinを使いました)と「愛(Love)」について自分なりに探求しながら上演作品として仕上げたいです。


小田尚稔

2015年より劇作活動を始める。主に哲学・思想に関する文献を参照しながらオリジナルの戯曲を書き上演作品をつくる。
上記のような題材を扱いながらも「いつでも、どこでも、誰にでも」伝わるような普遍性のある作品づくりを心掛けて劇作を行っている。
2018年には滝口悠生氏の長編小説『高架線』の演劇化も手掛けた。

『善悪のむこうがわ』(2019)撮影:清水はるみ

出演

加賀田玲 串尾一輝 久世直樹 土屋光 新田佑梨 宮本彩花 冷牟田敬 藤家矢麻刀 細井じゅん 渡邊まな実

スタッフ

脚本・演出:小田尚稔
音楽:土屋光 冷牟田敬
音響:土屋光
照明:小駒豪
映像:南香好
舞台監督:日下部真紀 黒澤多生
広報:東京はるかに
宣伝美術:渡邊まな実
演出助手:木村友里 久世直樹 高田隼也 宮本彩花
芸術総監督:平田オリザ
技術協力:蜂巣もも(アゴラ企画)
制作協力:曽根千智(アゴラ企画)

日時

2020年11月19日[木] - 2020年11月23日[月祝]

11月19日 19:00
20日 14:00 19:00
21日 14:00 19:00
22日 14:00 19:00
23日 月祝 13:00

受付開始・開場は開演の30分前

※11/20(金)19:00-の回は終演後、批評家の植村朔也氏の解説(10~15分程度)を予定しております。
※11/22(日)の各回は、上演の記録映像の撮影を予定しております(客席の一部に撮影用のカメラが入ることをご了承下さい)。
料金

一般 3500円[予約・当日とも]
学生2900円 [予約・当日とも]

*日時指定・全席自由・完全予約制
*当日券をお求めの際にも、ご来場前に劇団にお問い合わせの上、予約をしてからお越しください。空席状況などはTwitterにて随時公開予定です。
*満席時には当日予約を承れない場合もありますのでご了承ください。
*開演5分前までに受付をお済ませください。(開演5分前を過ぎますと、ご予約をキャンセルさせていただく場合がございます)
*未就学児童はご入場頂けません。
チケット
発売日

2020年10月15日(木)正午

チケット
取り扱い
http://odanaotoshi.blogspot.com/
お問い合わせ mail:odanaotoshi@gmail.com
WEB

WEB:http://odanaotoshi.blogspot.com/
Twitter:https://twitter.com/odanaotoshi

 
企画制作:小田尚稔/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力:コンプソンズ gina creative management SCOOL 青年団 東京はるかに (有)レトル

助成:
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文化庁文化芸術振興費補助金 (劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会