2021年12月12日[日] - 12月12日[日]

ももちの世界

リーディング公演『黒いらくだ』

作・演出:ピンク地底人3号

急遽、劇場様のご好意により、ワークショップ兼リーディング公演『黒いらくだ』を上演させて頂く事になりました。
『黒いらくだ』は、2017 年に私が書いた会話劇です。
今、読むと、あらゆる面でたどたどしく、幼い戯曲ですが、「初心に帰る」という意味合いで、この戯曲を選びました。
しかし本作が当時の韓国映画から多大なる影響を受けて書かれた事を、演目が決まってから思い出し、途方に暮れています。
当時の世界的な韓国の映画作家はポン・ジュノではなく、キム・ギドクでした。
つまり、この戯曲を演出する上で、キム・ギドクは避けて通れないという事です。
果たして戯曲を改変する事なく、2021年に相応しい上演となるのか。
一人では気が重すぎるので、ワークショップにご参加頂く、俳優の皆様と一緒に考えたいと思っています。
ピンク地底人3号


■あらすじ
舞台は京都府伏見区にある寂れた団地。そこで暮らす親子、坂本京子とその息子、透は貧しいながらも平穏な日々を送っていた。ある日、10年前に姿を消した父、建人が帰ってくる。透は憎悪を蘇らせる。父と息子の間で繰り広げられる凄まじい暴力の応酬、その先にあるものは……

ももちの世界
作家/演出家のピンク地底人3号が、会話劇主体の劇団を立ち上げたいと、2015年に発足。生者と死者の境界を曖昧にしながら、人間や社会の暗部を容赦なく描く作劇が特徴。近年は手話言語を使った作品『サバクウミ』(2020年)、『華指1832』(2021年)を発表し、新たな挑戦も始めている。
『わたしのヒーロー』(2018年)で第6回せんだい短編戯曲賞大賞、『鎖骨に天使が眠っている』(2019年)で第24回劇作家協会新人戯曲賞、『カンザキ』(2020年)でOMS戯曲賞佳作を受賞。

出演

青柳糸、岡本理沙、兼本得義、喜多村千尋(劇団東京ヴォードヴィルショー)河野こころ(演劇ユニット『あやとり』)、鴇田直也、真臼ねづみ、山本祐也(りゃんめんにゅーろん)

スタッフ

脚本・演出:ピンク地底人3号
舞台監督:玉井秀和(劇団 FAX)
照明:大津裕美子
音響:宮﨑裕之(predawn)
宣伝美術:chanmi
写真・映像撮影:北川啓太
衣装・HP 製作:うさ組
制作:秋津ねを(ねをぱぁく)・北川啓太
企画・製作 ももちの世界

日時

2021年12月12日[日] - 12月12日[日]

 

12月12日 14:00 18:00

受付開始、開場は開演の30分前

会場

こまばアゴラ劇場

京王井の頭線「駒場東大前」駅 東口徒歩3分
東京都目黒区駒場1-11-13 [google map]
tel:03-3467-2743

※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
料金

1000円

*日時指定・全席自由・整理番号付
*未就学児童はご入場頂けません。
チケット
発売日

2021年11月30日(火)

チケット
取り扱い
当日精算チケット予約 カルテットオンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/momochi_re1

*整理番号付き前売チケット カンフェティ(発売日11/30予定)
http://confetti-web.com/momochinosekai

0120-240-540(平日10:00~18:00) 
※オペレーター対応・通話料無料
WEB

HP
https://momochinosekai.tumblr.com
Twitter
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FBページ
https://www.facebook.com/momochinosekai

 
提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業