2015年9月23日[水・祝] - 10月7日[水]

木ノ下歌舞伎

心中天の網島

作:近松門左衛門 
監修・補綴:木ノ下裕一 
演出・作詞・音楽:糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)

―天満に年ふる、千早ふる
<天>から聴ゆる 哀歌と讃歌
木ノ下歌舞伎初の音楽劇、誕生


「心中天の網島」は近松門左衛門の筆により人形浄瑠璃で初演された後、歌舞伎でも上演され、後世の作家によって改作が重ねられてきました。木ノ下歌舞伎では、めったに上演されない近松本人の原作をもとに、その緻密なレトリックを読み解きながら、センセーショナルな心中事件の影に隠れた、人々の営みから描き出される<世界>を紡ぎます。演目に新たな息を吹き込むのは、“妙ージカル”と呼ばれる芝居と音楽を融合させた唯一無二の作風で独自の存在感を確立している劇団、FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介。浄瑠璃をもとに糸井氏が書き下ろす楽曲と、実力派俳優たちの演技が融合し、新しくて懐かしい音楽劇が誕生します。


木ノ下歌舞伎

歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体。あらゆる視点から歌舞伎にアプローチするため、主宰である木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するというスタイルで、京都を中心に2006年より活動を展開している。 主な上演作品に『義経千本桜』(2012)、『黒塚』(2013/2015)、『三人吉三』(2014/2015)他。

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 『黒塚』(2013)撮影:鈴木竜一朗

出演

伊東沙保 小林タクシー 島田桃子 武谷公雄 西田夏奈子 日高啓介 若松朋茂

スタッフ

音楽監修:manzo 舞台監督:大鹿展明 美術:島 次郎 照明:中山奈美 音響:小早川保隆×齋藤 学 衣裳:大野知英
所作指導:岩上 史 文芸:関 亜弓 補綴助手:稲垣貴俊 演出助手:中村未希 演出部:岩澤哲野 宣伝美術:外山 央 
宣伝写真:東 直子 制作:本郷麻衣 制作補:堀 朝美、三栖千陽

日時

2015年9月23日[水・祝] - 10月7日[水]

9月23日 水・祝   19:00*
24日   19:00*
25日   19:00*
26日 11:00* 16:00*
27日 13:00*  
28日   19:00*
29日 14:00* 19:00*
30日 休演
10月1日 14:00 19:00
2日   19:00
3日 13:00 18:00★
4日 13:00  
5日   19:00
6日 14:00 19:00
7日 14:00  

受付開始は開演の60分前、開場は開演の20分前

*=終演後、木ノ下×糸井によるトークあり
★=終演後、木ノ下による演目レクチャーあり
料金

一般=3,300円
U-25=2,500円
高校生以下=1,000円(予約のみ)

*日時指定・入場整理番号付き自由席
*未就学児童の入場不可
チケット
発売日

2015年8月1日(土)

チケット
取り扱い

■木ノ下歌舞伎オンラインチケットサービス

http://kinoshita-kabuki.org/ticket

■カンフェティチケットセンター

http://www.confetti-web.com

Tel.0120-240-540(平日10:00-18:00)

お問い合わせ http://kinoshita-kabuki.org
Tel.050-3636-3734
WEB

WEB http://kinoshita-kabuki.org
Twitter @KINOSHITAkabuki

他会場
での公演

【京都公演(アトリエ劇研アソシエイトアーティスト公演)】9月16日(水)~20日(日) アトリエ劇研

 
制作協力:坂田厚子
協力:FUKAIPRODUCE羽衣、ギフト、ZOKKY、プリッシマ、ティー・オー・ビー株式会社、Sugar Sound
企画・製作・主催:木ノ下歌舞伎
共催:アトリエ劇研[京都公演]
提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場[東京公演]
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人セゾン文化財団