出演 | 荒井志郎 福寿奈央 藤川修二 大西玲子(以上、青☆組) 小瀧万梨子(青年団) 日髙啓介(FUKAIPRODUCE羽衣) |
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スタッフ | 舞台監督:河内 崇、桑原 淳 舞台美術:濱崎賢二(青年団) 照明:伊藤泰行、中佐真梨香(空間企画) 音響:泉田雄太 |
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日時 |
2015年12月5日[土] - 12月14日[月]
受付開始は開演の40分前、開場は開演の20分前 ◎=前半平日割引
★=終演後に吉田小夏とゲストによるアフタートークを行います。詳細はWEBでご確認ください。 |
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会場 |
アトリエ春風舎東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分 ※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。 |
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料金 | 【一般】 予約/前売:3,400円 当日:3,600円 *シニアチケットは、65才以上の方を対象とした割引チケットです。 *学生・シニア、中高生のチケットは、当日学籍や年齢のわかるものをご提示ください。 *小学生未満のお子様のご入場はご遠慮ください。 |
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チケット 発売日 |
2015年11月1日(日) |
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チケット 取り扱い |
・WEB http://www.aogumi.org ・電話 090-6787‐9509(担当:イワマ) |
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WEB | WEB http://www.aogumi.org |
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他会場 での公演 |
【宮崎公演】11月28日(土)~29日(日) メディキット県民文化センター イベントホール |
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総合プロデューサー:平田オリザ
技術協力:大池容子(アゴラ企画) 制作協力:木元太郎(アゴラ企画) 企画制作:青☆組/ (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 助成:平成27年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業 |
2015年12月5日[土] - 12月14日[月]
青☆組
海の五線譜
作・演出:吉田小夏
波の音は、わたしがまだ母のおなかの中にいた頃に聞いていた音に、よく似ているらしい。
それは、青い海水ではなく、赤い血液の流れる音なのだという。
北の国の母であれば北の海の波のような、南の国の母であれば南の海の波のような、そんな音を子守唄にして、命は育つのだろうか。
私は、母がその頃、この星のどの海のそばにいたのかを知らない。知らないけれど、わたしもそこに居たのだ。
浜辺で目を閉じる。大人になった私には、波の音は、ただいまと、おかえりを、繰り返しているように聞こえる。
ただいま、おかえり、ただいま、おかえり。
いつかその音が、途切れる時、私は何を聞くのだろう。
青☆組吉田小夏(劇作家・演出家・俳優)の主宰する劇団。『時計屋の恋』(05年)、『雨と猫とのいくつかの嘘』(09年)、等の4つの作品で、日本劇作家協会新人戯曲賞入賞。近年の代表作に『パール食堂のマリア』(11年・MITAKA“Next”Selection 12th参加作品)、『星の結び目』(14年)等がある。ペーソス溢れる、音楽的で緻密な戯曲と、糸を紡ぐように丁寧な演出により、市井の人々の営みに、独特の角度から光をあてた繊細な対話劇が身上。その瑞々しい劇世界で、幅広い年代に支持されている。 |