2015年7月1日[水] - 7月5日[日]

第9回岸田理生アバンギャルドフェスティバル

吉野翼企画

恋 其之弐

作:岸田理生 構成・演出:吉野翼


仮に「せんそう」と名付ける出来事があって、それが終わったばかりの東京下町、洲崎長屋。
仮に「せんち」と名付ける場所へと行ってしまった夫を待つ四人の女。
そこに帰ってくる、どこかが違う男たち…。
能楽、華道、演劇、生演奏、コンテンポラリー、ポールダンス、
様々な表現によって紡がれる恋の物語の上、
「待つ」ということに恋をした女たちの新たな幻想奇譚の花が咲く。


吉野翼

14歳の時に岸田理生作「糸地獄」、つかこうへい作「売春捜査官」に出会い、演劇の道を歩み始める。黒テントの新井純、桐谷夏子、長谷透に師事を受け、劇団を旗揚げ、座長、企画・制作、主演として活動。後にフリーとなり、演出・作・役者・照明・音響・企画・制作を問わず数々の作品、企画に参加。2011年3月に多目的フリースペース・Performing Gallery & Café 絵空箱を出店。経営の傍ら、企画・演出作品発表や外部出演など自らの表現も発信し続ける。2011年に演劇的セパレートパフォーマンスを提唱した様々な表現の同時多発を目的としたアバンギャルド作品を考案・上演を始める。2013年6月、岸田理生アバンギャルドフェスティバル・リオフェス2013連携企画として、「糸地獄 断章 男娼」を発表。同年12月、萩尾望都原作の人気マンガ「半神」を原作からの初舞台化。2014年6月、リオフェス2014に正式参加し、岸田理生の幻の処女作「眠る男」を公演。 同年、日本演出者協会の開催する日本若手演出家コンクール2014にて一次審査通過。演劇、ダンス、音楽、映像、表現の手法にとらわれず、様々な企画公演を発表する。

2、「自・恋鬱 再劫」 2015年 撮影 伊藤青蛙

『自・恋鬱 再劫』(2015年)撮影:伊藤青蛙

出演

■シテ方金春流能楽師:金春憲和
澤木柚季江 升 望(プロ・フィット) 田中良 井口香 本木幸世(劇団 黒テント) 山羽真実子(ソらと晴れ女)
桑原なお(タイムリーオフィス) 石井舞 黒木佳奈(疎開サロン) 羽瀬文野(劇団 ポストマン) 井上雄介
笹木皓太 齊藤圭祐(82-party) 都築星耶(劇団 三日月湊) 田島謙太(猫舌コンプレックス) 義継太朗
■楽士:那須寛史(QooSue/Studio Slow Slope)
■ポールダンサー:宇津木彩乃
■コンテンポラリーダンサー:太田翔子(UNFIGURE)
■華道美術:ナニカ(清川雪久 大槻博嗣)

スタッフ

照明:中川明日香(株式会社 コローレ) 音響:齋藤瑠美子 舞台監督:木ノ下茄子(M.T.Lab) 衣装美術:Talawah
撮影 :丹内浩之 チラシ撮影 :イマイトシヒロ チラシモデル :蜂谷眞未 宣伝美術 :伊藤青蛙 制作:木川美由紀、蜂谷眞未

日時

2015年7月1日[水] - 7月5日[日]

7月1日   19:00
2日 14:00 19:00
3日 14:00 19:00
4日 14:00 19:00
5日 14:00 19:00

開場は開演の30分前

料金

前売・当日共 3,000円/フェス通し券 8,000円

*日時指定・全席自由
*未就学児童はご入場頂けません。
チケット
発売日

2015年5月15日[金]
※フェス通し券は5月10日(日)より発売

チケット
取り扱い
TEL:03-6265-0825/070-5084-2032
E-MAIL:esora.ticket@esorabako.com/info@esorabako.com
WEB

http://www.esorabako.com

 
企画主催:吉野翼企画 
共催:理生さんを偲ぶ会 リオフェス2015 第9回岸田理生アバンギャルドフェスティバル
提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力 :金春宗家、絵空箱、アトリエ昼行灯、S-BOX、グローリーエージェンシー、アイリンク株式会社、(株)ビーコン・ラボ、(有)現代制作舎、(株)メタルマン、劇団黒テント、お茶の間ゴブリン