出演 | OFT(大沢めぐみ、藤原大介、高杉征司) |
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日時 |
2016年5月13日[金] - 5月15日[日]
*受付と開場はそれぞれ開演の30分前と20分前からです。 |
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料金 | [前売・当日とも] |
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チケット 発売日 |
2016年3月6日(日) |
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チケット 取り扱い |
Webサイト「CoRich舞台芸術!」公演情報ページ 下鴨車窓Web予約専用フォーム |
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WEB | WEB http://tana2yo.under.jp/ |
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他会場 での公演 |
【福岡公演】5月6日(金)~8日(日) ゆめアール大橋 小劇場 【北九州公演】5月9日(月) 枝光本町商店街アイアンシアター |
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提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場(東京公演)
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2016年5月13日[金] - 5月15日[日]
下鴨車窓
渇いた蜃気楼
脚本・演出:田辺剛
シンキロウかと思った。なんか全部。じゃなかった、
だったら良かったのに、とかむしろ。
とある小さな地方都市。その夏は例年にない酷暑で、ダムも干上がってしまうほどだった。町では給水車が走り、道には人影もあまりないように感じられた。みんな家の中にこもってじっとしているんじゃないか、この暑さが去るのを祈って。そんな想像が働く。
安アパートの角部屋に住む夫婦だ。実際にその夫は祈らんばかりの気持ちでいた。給水車が来る時間だ、近所のスーパーまでポリタンクを持っていかねば。持っていくのはまだしも、持って帰ることを考えると憂鬱になる。けれども水無しには生きていけないから、妻だってまだ諦めてはいないはずだから、もろもろ。
下鴨車窓・田辺剛劇作家、演出家。劇場「スペース・イサン」プロデューサー。現在は京都市に在住し創作活動を続けている。2005年に『その赤い点は血だ』で第11回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。2006年秋より文化庁新進芸術家海外留学制度で韓国・ソウル市に1年間滞在し劇作家として研修する。2007年に『旅行者』で第14回OMS戯曲賞佳作を受賞。 |
『渇いた蜃気楼』(2014)撮影:築地静香 |