2016年12月14日[水] - 12月19日[月]

iaku

車窓から、世界の

作:横山拓也 演出:上田一軒

2016年5月に、東京の東急大井町線荏原駅で女子中学生2人が手をつないで電車飛び込み自殺をはかった出来事を記憶されている方はいらっしゃいますでしょうか。2人は演劇部で、人間関係に悩んでいたという書き置きがあったそうです。一緒に運命を共にする友人がいるにも関わらず、人間関係に悩むとは一体どういうことなのか。僕は、「車窓から、世界の」で描いた状況と酷似した事件ということもあって、報道の行方を注視していました。しかし、このニュースはそれ以上報道されることはありませんでした。
自分たちも経験している「思春期」という不可解な時期のことを、大人になった我々はどうして判りたがるのか。判るはずだと考えるのか。いや、私たちは、常に「判らなさ」とどう向き合うか、どう振る舞うか、が問われているのだと思います。本作でも、そこに立ち向かっていくことになりそうです。


 

iaku

劇作家・横山拓也による大阪発の演劇ユニット。
アンタッチャブルな題材を小気味良い関西弁口語のセリフで描き、他人の議論・口論・口喧嘩を覗き見するような会話劇を発表している。ほとんどの作品で上田一軒氏を演出に迎え、関西の優れた俳優を作品ごとに招くスタイルで公演を行う。繰り返しの上演が望まれる作品づくり、また、大人の鑑賞に耐え得るエンタテインメントとしての作品作りを意識して活動中。


初演。2014年。
初演(2014年)
出演

橋爪未萠里(劇団赤鬼)、木全晶子(ピッコロ劇団)、岸本奈津枝、大塚宣幸(大阪バンガー帝国)、杉原公輔(匿名劇壇)、
緒方晋(The Stone Age)

スタッフ

舞台監督:青野守浩
舞台美術:柴田隆弘
照明:葛西健一(GEKKEN staffroom)
音響:三宅住絵(Quantum Leap*)
音響オペレーター(東京公演):今里愛(株式会社エスエフシー)
演出助手:鎌江文子
宣伝美術・webデザイン:下元浩人(81 EIGTY ONE)
宣伝写真・舞台写真:堀川高志(kutowans studio)
チラシモデル:澤田紬希、徳永風歌、山内佑夏(以上、舞夢プロ)
制作:笠原希(iaku/ライトアイ)
企画・製作:iaku

日時

2016年12月14日[水] - 12月19日[月]

12月14日 19:30
15日 19:30
16日 14:00 19:30
17日 14:00 19:00
18日 14:00
19日 14:00

※開演の40分前受付開始、30分前開場

料金

一般前売3300円 当日3500円
U-22前売2000円 当日2500円
高校生以下 500円(枚数限定)

*日時指定・全席自由
*未就学児入場不可
チケット
発売日

2016年10月16日(日)10時~

チケット
取り扱い
iaku http://iaku.jp/

チケットぴあ
WEB http://t.pia.jp/
TEL 0570-02-9999
Pコード[454-148]

ライトアイ http://righteye.jp/
WEB

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twitter @iaku_info

他会場
での公演

兵庫公演 2016年12月8日(木)~10日(土) ピッコロシアター中ホール
三重公演 2017年1月14日(土)~15日(日) 四天王寺スクエア

 
企画制作・主催 iaku
提携 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場