2016年12月22日[木] - 2016年12月28日[水]

ジェヌヴィリエ国立演劇センター・こまばアゴラ劇場国際共同事業

青年団国際演劇交流プロジェクト2016

愛のおわり

作:パスカル・ランベール 翻訳:平野暁人
日本語監修:平田オリザ 共同演出:パスカル・ランベール、平田オリザ

2012年、フランス劇文学賞大賞受賞。
2013年、フランス演劇賞主演女優賞・戯曲賞受賞。
2011年、フランス・アヴィニヨン演劇祭初演、観客を感動の渦に巻きこんだ傑作。
仏国内外で多数上演され、モスクワ、クロアチア、ローマ、ニューヨークの俳優による各言語バージョンも絶賛されている話題作の日本版(2013年初演)、ついに再演!
共同演出・平田オリザによって、すれ違う男女の機微がより一層浮かび上がる。


〜『愛のおわり』再演に寄せて〜

パスカル・ランベールが芸術監督を務めてきたジュヌヴィリエ国立演劇センターとこまばアゴラ劇場は、2007年ランベールの『愛のはじまり』日本版上演以来、緊密な交流関係を続けてきた。2009年にはフランス語版『砂と兵隊』を制作したほか、今年2016年11月には『ソウル市民』『ソウル市民1919』の二本立て上演も実現した。

パスカル・ランベールは、1990年代後半から台頭してきた「作・演出」を兼ねる新しいタイプのフランス演劇人の代表格であり、先駆者でもあった。また2010年に日本各地で上演された『世界は踊る〜ちいさな経済のものがたり〜』では、各地の市民50名程度を舞台に上げつつ、市民参加の枠組みを超えた高い水準の作品として好評を得た。

今回の『愛のおわり』は、2011年のアヴィニヨン演劇祭で大ヒットした作品である。2013年の日本初演でも好評を得て、今回は、さらに私が積極的に台本作成、演出に関与して「日本版」と呼べる『愛のおわり』を創り出したいと考えている。     平田オリザ

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パスカル・ランベール Pascal Rambert
フランスの劇作家・演出家。1962年生まれ。1984年に劇団Side One Posthume Théâtreを結成。2007年に設立者のベルナール・ソベールを継承し、ジュヌヴィリエ国立演劇センターの芸術監督に任命される(2016年12月末任期終了)。2016年、アカデミー・フランセーズ演劇賞受賞。

©Marc Domage

出演

兵藤公美 太田 宏

《東京公演/コーラス隊》 川隅奈保子 福士史麻 福田倫子 本田けい 由かほる 横地 梢 池田あい(無隣館) 岩井由紀子(無隣館) 西山真来(無隣館) 藤瀬のりこ(無隣館) 赤刎千久子

《善通寺公演/コーラス隊》 内田沙也加 青田夏海 氏原恭子 沖野まや 池 瑞樹 池田友里 高橋なつみ 野久保美紅 山内せれい 大森那津実(以上、四国学院大学)

スタッフ

舞台監督:中西隆雄
照明:西本 彩、井坂 浩
衣裳:正金 彩
演出助手:穐山奈未、早坂 彩
フライヤーデザイン:京(kyo.designworks)
制作:赤刎千久子、西尾祥子(システマ)

芸術総監督:平田オリザ
技術協力:鈴木健介(アゴラ企画)
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)

日時

2016年12月22日[木] - 2016年12月28日[水]

12月22日 19:00
23日 金・祝 14:00
24日 14:00
25日 14:00
26日 19:00
27日 19:00
28日 14:00

受付開始は開演の40分前、開場は開演の20分前

会場

こまばアゴラ劇場

京王井の頭線「駒場東大前」駅 東口徒歩3分
東京都目黒区駒場1-11-13 [google map]
tel:03-3467-2743

※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
料金

前売・予約・当日ともに 一般=3,000円 学生=2,000円

*日時指定・全席自由・整理番号付
*学生の方は当日受付にて学生証をご提示ください。
*未就学児童はご入場いただけません。
チケット
発売日

2016年11月5日(土)

チケット
取り扱い

青年団 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)

オンラインチケット予約はこちらから
お問い合わせ

青年団 03-3469-9107 (12:00-20:00)

他会場
での公演

善通寺公演 2017年1月19日(木)〜21日(土) 四国学院大学ノトススタジオ

 
企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

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