2017年2月22日[水] - 2月26日[日]

STスポット提携公演

無隣館若手自主企画vol.21 松村企画

『こしらえる』

作・演出:松村翔子(無隣館演出部/モメラス)

サチエは朝7時に起きる。
それからコーヒーを淹れて朝食を作る。
夫が8時に出勤をする。
洗濯をして、掃除機をかけて、天気がよければ布団を干す。
暇になってもテレビは点けない。
ワイドショーや昼ドラは所帯染みる気がしていやだ。
だから2LDKの自宅は、どの部屋もすごく静かだ。
この家には子供がいないから。

「ひとはいつだって、なにかをこしらえずにはいられないんだ。
こしらえることだけが、にんげんに生きる価値を見いだしてくれるからね。」
と、王子様はたぶん、言った。


松村翔子(無隣館2期演出部/モメラス)

横浜出身。演出家・劇作家。十代より舞台俳優として東京の小劇場を中心に活動。2004年、岡田利規作・演出 一人芝居「マリファナの害について」に出演し、以降チェルフィッチュの作品に多数参加。他では、岡崎藝術座、遊園地再生事業団、月蝕歌劇団、ポツドール等にも出演。 2013年、演劇ユニット『モメラス』を旗揚げし、劇作・演出を始める。ユニット名はルイス・キャロル『ジャバウォックの詩』に登場する架空の生き物に由来。現代口語演劇の写実的な世界観を保ちつつ、時空の異なる物語がパラレルに進み、異質なもの同士を混在させるカオティックな作風が特徴。

IMG_2957

 (2016) 撮影:渡辺拓真

出演

海津忠 島田桃依(以上、青年団)
岩井由紀子 南波圭 横田僚平 吉田庸(以上、無隣館)
井神沙恵 黒川武彦(以上、モメラス)
山縣太一

スタッフ

舞台監督: 海津忠(青年団)
⾳響:牛川紀政
宣伝美術:嵯峨ふみか
制作:萩庭真
制作補佐:蜂巣もも(青年団)
制作アドバイザー:有上麻衣(青年団)

日時

2017年2月22日[水] - 2月26日[日]

2月22日 19:30★
23日 15:00★ 19:30★
24日 19:30★
25日 15:00 19:30
26日 15:00★

受付開始は開演の30分前、開場は開演の15分前

★=ゲストを迎えてアフタートークを開催いたします
2月22日(水)19:30 宮沢章夫氏(遊園地再生事業団)
2月23日(木)15:00 宮部純子氏(無隣館/五反田団)
       19:30 山﨑健太氏(演劇研究・批評)
2月24日(金)19:30 山内ケンジ氏(城山羊の会)
2月26日(日)15:00 文月悠光氏(詩人)
会場

STスポット
横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1 TEL : 045-325-0411

横浜駅から徒歩8分。

料金

一般 【予約】2,800円/【当日】3,000円
学生 2,000円

*日時指定・全席自由・整理番号付
*未就学児童はご入場頂けません。
チケット
発売日

2017年1月15日(日)

チケット
取り扱い

青年団 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)

オンラインチケット予約はこちらから
お問い合わせ 青年団 03-3469-9107(12:00-20:00)
 
企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
提携:STスポット
協力:(有)レトル ダックスープ モメラス

助成:

文化庁ロゴ平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業