出演 | 松田咲良 関根颯姫 鶴飼美桜 石井美有 出雲優花 日下雄太 今野榛乃 |
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スタッフ | 演出・舞台監督:佐藤美羽 |
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日時 |
2017年2月4日[土] - 2月5日[日]
受付開始は開演の40分前、開場は開演の20分前 ★=公演終演後にアフタートークを開催します。 ※追加公演 |
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会場 | アトリエヘリコプター JR大崎駅より徒歩10分/JR・東急池上線五反田駅東口より徒歩15分 |
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料金 | 入場無料(要予約) *予約された方は、当日受付で予約のお名前をお伝え下さい。(事前にチケット郵送等はございません)*未就学児童はご入場頂けません。 |
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チケット 発売日 |
2017年1月17日(火) |
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チケット 取り扱い |
★ふたば未来学園高校演劇部『数直線』 当日券について ふたば未来学園高校演劇部『数直線』東京公演は、おかげさまで多数のお申し込みをいただき、すべての回が予約受付終了となっておりますが、毎回当日券を発券する予定です。 当日券をご希望の方は、受付開始の10分前(開演50分前)に、アトリエヘリコプターロビーにお越しください。 希望者が発券予定枚数より多い場合は、その時点で集合された方全員で当日券の発券整理番号の抽選をさせていただきます。 お時間を過ぎてご来場いただいた方は、抽選の対象外となりますのでご注意ください。 抽選に漏れた方、お時間を過ぎてご来場された方には、キャンセル待ちの番号札をお渡しし、キャンセルが出た場合に、追加で当日券を発券いたします。 お一人様につき、1枚のみの発券とさせていただきます。 アトリエヘリコプターのロビーは開演1時間前よりご入場いただけます。 抽選時間より前にお越しいただいても、発券整理番号には影響いたしません。 近隣の方のご迷惑になりますので、ロビー入場時間より以前に建物の周囲でお待ちいただく事はお控えください。 お席に限りがございますので、ご入場いただけない場合もございます。あらかじめご了承ください。 |
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お問い合わせ | ふたば未来学園高等学校 TEL.0240-23-6825 青年団 TEL. 03-3469-9107(12:00〜20:00) |
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WEB | 福島県立ふたば未来学園高等学校 http://www.futabamiraigakuen-h.fks.ed.jp/ |
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企画制作・主催:ふたば未来学園高等学校
協力:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 アトリエヘリコプター |
2017年2月4日[土] - 2月5日[日]
アトリエヘリコプター公演
ふたば未来学園高校演劇部
数直線
原案:ふたば未来学園高校演劇部
構成:佐藤美羽 日下雄太 出雲優花
『数直線』は、福島県立ふたば未来学園高等学校演劇部のオリジナル演劇作品です。部員一人一人が自らの言葉・表現を探りながら、震災・原発事故以降の自分たちを取り巻く状況をテーマに取り組み、この作品は2016年度福島県高校演劇コンクールで優秀賞を受賞しました。
この度、初めての東京公演が急遽実現することとなりました。ぜひ多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
◯『数直線』の始まり
「数直線」の始まりは、ある男子部員がもってきた、数行しかない、いくつかのプロット案の一つでした。それがタイトルになり、脚本の柱に組み込まれ、私達は「数直線」が様々な物事に繋がっているということに気づいていきました。
「数直線」の主人公は、東京からきた少女です。ぜひ東京で上演し、東京に住んでいる方々にサクラと同じような体験をしていただきたいと考えています。また、私達が感じた「数直線」の数々の繋がりを、劇中だけでなく普段の生活の中でも発見していただけると幸いです。
東京で一発かますぜ卍
◯『数直線』東京公演に寄せて
福島 と聞いて何が浮かびますか
私たちの殆どは震災に関することです
5年も経ってるんだ 震災は終わった という人がいるかもしれません
そう考えてもいいと思います
しかし今もまだ解決していないものがあります
また 震災があったという事実と未だに向き合う事ができない人もいます
震災を起点に確実に何か人生に変化があったと思います
親にさえ無意識に話すことがなかったことを
自分たちがやりたいものは何かと
上演するまでに持ってきました
今 私たちは福島県双葉郡広野町のふたば未来学園 にいます
みなさんは 福島 と聞いて何を思い浮かべますか
今どこにいますか
ふたば未来学園高校演劇部ふたば未来学園高校は2015年4月、福島県双葉郡広野町に開校。震災と原発事故に伴い現在も約8万人が避難生活を送る双葉郡の復興のシンボルとして、地域の未来を自らの手で創造する人材の育成を目指し、平田オリザ氏らの指導のもとコミュニケーション教育にも力を注いでいます。 |
〜ふたば未来学園高校演劇部『数直線』東京公演に寄せて〜
愛情も偏見も、寂しさも憎悪も、そのすべてを、聞き慣れない様々な単位の数値に置き換え、その数値について「以上」や「以下」や「未満」という線引きを行う。福島の人々は、震災以降、様々な数字と線引きに翻弄されてきました。多くの善意の人々が、自己の主張に都合のいい数字だけを集めて、それを科学と呼んできました。
ふたば未来学園で生徒たちが演劇に触れてくれたことの何よりの成果は、世の中には数字では計れない事柄が山ほどある、いや、そのほうが多いという単純な事実に、素直に向き合えたことかもしれません。
同好会結成から二年、正式創部から半年足らずの演劇部が創った甘く、切なく、軽やかな舞台を、是非多くの方にご覧いただければと思います。
平田オリザ