出演 | 『自由の国のイフィゲーニエ』 |
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スタッフ | 美術:渡邊織音(グループ・野原) |
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日時 |
2020年6月12日[金] - 6月16日[火]
受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前 グループ・野原二本立て公演『自由の国のイフィゲーニエ』『おねしょ沼の終わらない温かさについて』について、公演中止が決定いたしました。 以下、こまばアゴラ劇場の告知となります。 http://www.komaba-agora.com/2020/05/10780 |
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料金 | ○『自由の国のイフィゲーニエ』 *未就学児童はご入場頂けません。 |
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お問い合わせ | group.nohara@gmail.com | ||||||||||||||||||||
WEB | グループ・野原WEB |
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稽古場アーカイブ | 本企画の公演中止にあたって、稽古場でどのような演出プランや稽古が行われていたか、公開いたします。 |
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企画制作:グループ・野原/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 協力:レトル Iphigenie in Freiheit by Volker Braun 助成: 文化庁文化芸術振興費補助金 (劇場・音楽堂等機能強化推進事業) |

2020年6月12日[金] - 6月16日[火]
【公演中止】グループ・野原
二本立て公演『自由の国のイフィゲーニエ』『おねしょ沼の終わらない温かさについて』
作:フォルカー・ブラウン、西尾佳織 演出:蜂巣もも
グループ・野原が日本とドイツの社会変動を巡って「自由」を問う。
演劇を肥やす、耕す。
道端に広がる野生という名の思いがけなく力強い庭のように、演劇の上演も野生を生かすことは出来ないだろうか。
戯曲が生まれたときに必要とされた空気感としか言えないようなもの、生活背景、価値観が、現代に接合するとき、観客また俳優の中に何が強く残るのか。
そしてどのような育ち方をしていくのか。
私たちはつぶさに追いかけることで、観客との新しい時間を探る。
グループ・野原二本立て公演『自由の国のイフィゲーニエ』『おねしょ沼の終わらない温かさについて』について、公演中止が決定いたしました。
以下、こまばアゴラ劇場の告知となります。
http://www.komaba-agora.com/2020/05/10780
『自由の国のイフィゲーニエ』
作:フォルカー・ブラウン
翻訳:中島裕昭
演出:蜂巣もも(グループ・野原)
一、復讐のために母とその情夫を殺した姉弟両方の人格を備えた者の物語。その人物は使命を持って我が身を奮い立たせたかと思えば、手のひらを返して怖気づき、また甘い言葉をささやいて、男性の人格の破滅を誘う。
二、戦争と生け贄の儀式という人殺しの過去を二度も背負った女、イフィゲーニエ。彼女はそれが本当の使命だと思ってきた。来たるべき自由は彼女を解放する。そこで誓う次の使命は果たして本物の正義なのだろうか。
三、強制収容所(大量死)でもあり、スーパーマーケット(大量生産)でもある場所に、死んだ兄をショッピングカートに乗せたアンティゴネーがやってくる!
四、コンクリートで敷き固められた滑走路に、ある労働者が立っている。これは古代の風景だ。彼を妬ましく、挑発的に見つめる女は、彼がとっくの昔に手放したものである。それがいまでも私たちを苛み、次の希望を生み出すことを阻んでいる。これはいままさに始まろうとする世界飢餓の素材である。
『おねしょ沼の終わらない温かさについて』
作:西尾佳織(鳥公園)
演出:蜂巣もも(グループ・野原)
舞台には沼があり、天井からスライムのようなドロドロした汚いものが、定期的に降ってきては溜まっていく。それは私たちにはどうしようもないもの。理不尽に降りかかり、積もっていくケガレ。
一場は「現在」。三人のイトウがグータンヌーボのような恋愛トークや、妙な演説を行う。
その後は「現在」とパラレルな存在しない時間。
麦と初という二人の子どもは、沼でイトウたちや周囲の奇妙な男たちに育てられながら暮らしている。
彼女たちは不安定に関係を保ちながら、特殊な家族を形成する。
グループ・野原 フォルカー・ブラウン 西尾佳織 |
2018『インクルージョン』撮影:渡邊織音 |