the pillow talkの公演中止に伴う、9月上旬の劇場の空き期間について、
この度、水素74%『ロマン』の公演が決定いたしました。
公演詳細は下記のページをご覧ください。
http://www.komaba-agora.com/play/8107
チケット発売・劇場支援会員の観劇予約は、明日8月18日(土)開始となります。
尚、公演決定の経緯等については、下記をご覧ください。
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青年団演出部の田川啓介が主宰する水素74%が、駅前劇場で予定していた公演を中止しました。水素74%は独立した団体ですが、田川はこれまでも執筆が遅く、再三にわたって注意をしてきたにもかかわらず、上演を遂行できなかったことは同じ劇団員として情けない思いです。
また、すでに公表しておりますが、アゴラ劇場のラインナップに入っていたthe pillow talkの『我が闘争。気軽に、(仮)』の上演中止も決定しました。HPにも書きましたが、プログラム選定に責任を負う芸術総監督として、支援会員の皆様をはじめ多くの方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
さて、上記、二つの上演中止の案件を受け関係者と協議を行い、水素74%が本来、駅前劇場で行う予定だった新作『ロマン』を9月上旬にこまばアゴラ劇場で上演することとなりました。
一つの劇場をキャンセルし、その一ヶ月後に近隣の劇場で上演を行うのは非常識な行為ですが、駅前劇場様からもご理解をいただき公演を実施する運びとなりました。
なお、田川と協議し、今回の混乱の責任をとって、以下のような措置を行うことになりました。
・田川啓介ならびに水素74%は、当面活動を停止し謹慎する。
・田川啓介は9月の上演終了時点で青年団を退団する。
異例の措置かとは思いますが、俳優たちにとっても、やはり公演はやれるならやるに越したことはなく、どうか関係各位にはご理解をいただければと存じます。
こまばアゴラ劇場芸術総監督 平田オリザ
※青年団Webサイト「主宰からの定期便」より、一部抜粋。
http://oriza.seinendan.org/hirata-oriza/messages/