news

迷惑行為防止のための劇場方針

更新日:2023.03.26

2023年2月13日に公開された「迷惑行為に対する劇場方針について」(芸術総監督の平田オリザ)にもあるように、近年、カンパニーやアーティストに対するつきまといの他、劇場内での迷惑行為やお客様同士のつきまといについてのクレームが劇場に寄せられています。また、スタッフに対して、理不尽な要求や謝罪を強要する、カスタマーハラスメントともみられる事案も、極めて少数ですが寄せられています。

これらのことを受け、劇場に訪れる全ての人に対して、迷惑行為に関する具体的な例を示して理解を促すことで、その防止に努めることを目的に「迷惑行為に対する劇場方針」を改めてご案内いたします。

こまばアゴラ劇場は、今後も、よりいっそうアーティストにとって安心安全な創造と発表の場を維持することに尽力して参ります。ご来場のお客様におかれましても、どうぞご理解またご協力いただけますようお願い申し上げます。

迷惑行為に対する劇場方針
劇場・カンパニーとお客様、お客様同士でも生じうる下記のような行為があった場合、
ご観劇のお断り公的機関への連絡などを行うことがあります。

*限定列挙ではございません。
◯アーティストやスタッフへのセクハラ・つきまとい行為
プライベートや連絡先を聞く、長時間の面会の強要、待ち伏せ など
◯他の来場者へのセクハラ・つきまとい行為
感想や意見交換を強要する。最寄り駅までつきまとう。
連絡先などを聞く。待ち伏せをする。など
◯インターネット上での、つきまとい行為
◯インターネット上での、誹謗中傷や個人情報の暴露などのいやがらせ行為

◯アーティスト・スタッフに対して、威圧的、高圧的な態度をとる
◯ミスなどに対して、長時間スタッフを拘束し、同じ内容を繰り返し伝える
◯自らの要望を繰り返し、通らない場合、言葉尻をとらえる。
◯著しく不当な要求
制度上対応できないことを強いる
◯特別扱いの要求
正当な理由もなく、特定の席や対応を要求する
◯受付や会場内でスタッフの指示に従わない
◯受付や会場内に正当な理由なく居座る
◯長時間特定のスタッフを引き止める
◯他の来場者の観劇を妨げるような行為
◯他のお客様の不快となるようなマナー違反

◯意図的に上演を停止させようとする行為    *脅迫行為は犯罪です。
◯正当な理由のない業務スペースへの立ち入り  *不法侵入は犯罪です。
◯許可のない写真撮影・録音・録画       *許可のない撮影は犯罪です。

*上記以外の行為についても、アーティストやスタッフ、他のお客様の迷惑になる場合があります。

上記のような「迷惑行為」に関するお客様同士のお困りのことや、公演・劇場運営に関してお気づきの点などあれば、こまばアゴラ劇場 お問い合わせフォーム よりご連絡ください。

こまばアゴラ劇場