2022年10月13日[木] - 10月17日[月]

ばぶれるりぐる

いびしない愛

作:竹田モモコ 演出:チャーハン・ラモーン

舞台は小さなふし工場「富田商店」の事務所。
工場を切り盛りするのは富田家の次女、喜美子。工場の経営は厳しく、加えてコロナ渦によりいよいよ存続が危ぶまれる。姉のしおりは左腕が不自由だが、快活で目立つ存在。そんな姉と比べられてきた喜美子は素直に助けを求められない。コロナによって止まってしまった世の中、不謹慎ながらホッとした人もいる。喜美子もそんな中の一人。せっかく止まった工場をしおりはまた動かそうと。埋まらない姉妹の溝。そんな折、事務所に忍び込んできた空き巣、諫山と出くわす。喜美子は「自分を刺してくれ」と懇願する。
期待に応えて生きていくことの息苦しさ。分かり合えない人を側におきながら生きることのはがゆさ。
それでもあえぎながら日々を続けることは、愛おしい。
「幡多弁」によって描かれる、なやに関わる人々のいびしない愛。


2018年旗揚げ。
竹田モモコ主宰の演劇ユニット。
竹田の出身地、高知県土佐清水市の方言『幡多弁』によるコントや会話劇を発表している。
『ばぶれる』とはだだをこねてあばれる。
『りぐる』とはこだわる。
という意味。
普遍的な悩みや葛藤を扱いつつも印象はライト。
おもわず笑ってしまう劇作を得意とする。
日々がんばる大人のための演劇を目指す。

 『いびしない愛』大阪公演 撮影者:堀川高志 2021年。

出演

竹田モモコ、是常祐美(シバイシマイ)、高阪勝之(男肉 du Soleil)、泥谷将(Micro To Macro)、蟷螂襲(PM/飛ぶ教室)

スタッフ

舞台監督:中嶋さおり(BS-Ⅱ)
舞台美術:柴田隆弘
照明:葛西健一
照明オペレーション:葛西健一、鎌江文子
音響:河合宣彦(株式会社Road-K)
音楽:マツキクニヒコ(フラワー劇場)
演出助手:鎌江文子
イラストとチラシデザイン:チャーハン・ラモーン
制作:寺井ゆうこ、安井和恵(クロムモリブデン)
芸術監督:平田オリザ
技術協力:黒澤多生(アゴラ企画)
制作協力:蜂巣もも(アゴラ企画)

日時

2022年10月13日[木] - 10月17日[月]

10月13日 19:00
14日 19:00
15日 13:00 17:00★
16日 15:00
17日 13:00★

受付開始、開場は各開演時間の30分前
上演時間 1時間50分予定(途中休憩なし)

★15日17時の回と17日13時の回の終演後、ゲストを交えてのアフタートークを開催します。
15日17時の回 ゲスト:土田英生(MONO)
17日13時の回 ゲスト:横山拓也(iaku)
会場

こまばアゴラ劇場

京王井の頭線「駒場東大前」駅 東口徒歩3分
東京都目黒区駒場1-11-13 [google map]
tel:03-3467-2743

※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
料金

前売3,800円/当日4,000円

*日時指定・全席自由
*開場時は当日受付順で、【劇場支援会員→一般予約】の順番でご入場いただきます。
*開場後は券種に関わらず、来場順での入場になります。
*未就学児童はご入場頂けません。
チケット
発売日

劇場支援会員予約 8月12日(金)0:00
一般予約開始日時 8月13日(土)10:00

チケット
取り扱い
CoRichチケット!
https://ticket.corich.jp/apply/159188/
お問い合わせ ばぶれるりぐる 
Mail/babureruriguru@gmail.com
TEL/080-7544-4367
WEB
ばぶれるりぐる
Twitter:@babureruriguru
 
企画制作:ばぶれるりぐる/(有)アゴラ企画、こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画、こまばアゴラ劇場
協力:男肉 du Soleil、kutowans studio、株式会社Road-K、劇団鉛乃文檎、シバイシマイ、日本劇作家協会、BS-Ⅱ、PM/飛ぶ教室、フラワー劇場、舞夢プロ、Micro To Macro、有限会社カネタ、(有)ライターズカンパニー、ras hairdesign

助成:
文化庁ロゴ
文化庁文化芸術振興費補助金 (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会