ユニットR

食料は不足し、住む家も無かったそんな時代のブラックマーケットに、一軒の肉屋があった。 店主は、獣の肉と偽り、自ら屠った人の肉を売っていた。 岸田理生の『ハノーヴァの肉屋』を大幅に改作した、新作『ブラックマーケット1930… Read more »

犬飼勝哉

宇宙は社会の縮図である 「(株)ジュピター」を舞台に、喫煙所でのマナー、目に見えにくいジェンダー・バイアス、バレンタインのチョコ配布、ランチタイムの人間模様など、職場で起こる些末で根深い問題をユーモアと皮肉を込めて描く。… Read more »

コトリ会議

25世紀。 地球は、無くなる一年前を迎えていた。 干上がった海を眺めて語り合う人間の男と宇宙人の女。 宇宙人は今日、人間から名前をもらった。 水のない、静かな海からとった名前「しずか」 宇宙人は喜んで、人間のことをたくさ… Read more »

日本のラジオ

今度は強い強い人に生まれてこよう、今度は幸福に生まれてこよう。 日本猟奇事件史のトップランナー 「津山三十人殺し」を借景に 女子高演劇部の夏合宿を舞台にして、 少女たちの友情、鬱屈、愛、純真を 沈鬱かつユーモラスな世界観… Read more »

高橋萌登 単独ソロ公演

”不透明さはいつだってポンユー” ダンスと共に四半世紀 その先にあるソロ 私は強く踊る それは、初めてのソロ公演をやってから3年半が経っていて、なんてことない日常と脳裏に焼きつくほどの出来事の繰り返しが誰にでもあるわけで… Read more »

iaku

今回の[iaku演劇作品集]は、2017年に初演し好評を博した「粛々と運針」を軸に、岸田國士「葉桜」を原案に創作した「あたしら葉桜」を原作と並べて上演する試み、そして、日本各地で巡演を重ねてきた「人の気も知らないで」「梨… Read more »

こまばアゴラ劇場

この度、こまばアゴラ劇場は、劇場とその支援会員が今後支援していきたい新しい若手演出家との出会いを目的とする、こまばアゴラ演出家コンクールを開催いたします。 現在、日本の演劇界では、演出家に対する賞、特にその演出能力のみを… Read more »

青年団国際演劇交流プロジェクト2018

フランスを代表する劇作家・演出家パスカル・ランベールが、2017年に台北アートフェスティバルの委嘱で、台湾の台南人劇団とのコラボレーションで制作した『GHOSTs』。 本作はその日本語版であり、平田オリザが日本語台本を監… Read more »

青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

組織は腐敗する、革命は堕落する。いかなる組織も、いかなる革命も。 都市近郊の閑静な住宅街。ごく平凡な家庭が、二つのテロを企てる過激派集団のアジトになっている。 空港突入と大使館襲撃。日常を引きずりながら突き進む、彼らの革… Read more »

猫のホテル

ああ、ネオンよ。 自分の下積みは?往年の功績は? 老境に入った俳優の、ため息さえも照らし出すのか、スポットライト! 昨年、紀伊国屋ホールでの落語会「きょんとちば」で原作として書き下ろし、 柳家喬太郎師匠によって上演された… Read more »