2012年に北九州、大阪、横浜と都市を移動し、環境を脱ぎ替えながら、作品を少しずつ成長させるプロセスを踏んだ「すがれる」。本公演では、大阪バージョン再演と、横浜バージョンのリクリエイションとの二本同時上演を行います。
吉野翼企画
昭和59年に「有沢美喜」の名で岸田理生が出版した幻の官能小説を、初の舞台化。 美しきエロスの世界で、花弁が開き蜜が零れ、やがてそれが血へと変わった時、女たちは真の性に目覚める…。 「女たちはここで罪を犯す。あそこへ行きた… Read more »
はなもとゆか×マツキモエ
【記憶はやがて質量を持ち重力を持つ。引き寄せられたすべてを纏って裸足で駆けて行く。】 2016年、京都のアトリエ劇研で上演された『WORM HOLE ワームホール』。 初演時から更に進化を遂げ、はな×マツ初の東京公演とし… Read more »
コトリ会議
未来。 宇宙人は僕らの国の真ん中をやさしく乗っ取った。 僕らは旅行会社の企画で海へ逃げた。 三ヶ月後、船の上。 米が尽きた。 日本を愛するマイケルが、舳先にシシオドシを作って言った。 この心地よい音は、鳥や魚を呼んでくる… Read more »
劇団しようよ
男性キャストで大胆リミックス! 柴幸男(ままごと)によって紡がれた《女性の一代記》『あゆみ』。劇団しようよ版『あゆみ』では、続いていくはずの少女の成長の物語を、男性キャストのみで上演。”男性の視点から描き直した少女の物語… Read more »
モノモース
増え続ける多重人格の妹は、 結婚詐欺師の兄が連れて来た、 記憶喪失の俳優の一人芝居を観る。 妹の五番目の人格は、 俳優が八番目に演じた役が自分たちの母だと気がつき、 兄は十番目の職業のフリをして、のちに母となる女を本気で… Read more »
うさぎストライプ と 親父ブルースブラザーズ
これは、復讐のために、娘を育ててきた男たちの物語である。 今回の作品は、復讐のために娘を育ててきた男たちと、その娘がバージンロードを歩くまでの物語です。 なぜか二人いる父親役に、映画・ドラマ・舞台と幅広い分野で活躍する中… Read more »
青年団国際演劇交流プロジェクト2017
ブリュッセルの国立演劇学校INSASの卒業公演として上演された『思い出せない夢のいくつか』が高く評価され、2015年5月マリー=ポール・ゴデンヌ賞を受賞、本格上演のための奨励金を得た。2016年11月シャルトルーズ・ド・… Read more »
青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
近未来の架空の戦時下、どこにも行き場のない捕虜たちのおそろしいほどに退屈な日々 近未来の架空の戦時下、南方の島に囚われた日本人兵士たち。 舞台上では、時代も、敵も、特定されてはいない。戦争はいつ終わるとも知れず、捕虜たち… Read more »
遊園地再生事業団+こまばアゴラ劇場
いま子どもを産むということの幸福を考えている。 というのも、ごく最近、友人の何人かに子どもができたのを立て続けに知ったからだ。この作品は深刻な話ではない。べつに少し先の未来について悲観などしていないし、いま誕生する子ども… Read more »